ゴム成形品 バリ取り

ゴム成形品 バリ取り

ゴム成形品 バリ取り

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ゴム成形品 バリ取り

ゴム成形品 バリ取り

ゴム成形品 バリ取り

ゴム成形品 バリ取り

ゴム成形品 バリ取り

ポリカショット®によるゴム成形品バリ取りの特徴

  • 低温時の耐久性が良いポリカショット®は、冷凍バリ取り機を使いワークを低温で脆化させバリを硬化させた状態で行うため、薄肉のバリを簡単に除去可能
  • 複雑形状、微細な箇所にあるバリでも、ポリカショット®は細かなところに噴射され到達されるため除去可能
  • 非常に時間のかかる30mm以下の小さなワークの場合や、カッターなどを使う手仕上げでのバリ取りを、自動化、機械化、大量処理が可能になり、コストダウンに大きく寄与
  • 手作業に比べムラなく一律に安定した品質を維持

ゴム成形品の従来のバリ取りについて

樹脂成形品と同様に様々な産業で使われているゴム成形品ですが、金型でつくるためバリが発生します。
ゴムの場合はバリもあえて出すことで精度良い成形品が出来上がります。
成形工程上どうしても発生してしまうバリは、ほとんどが後工程にて除去する事になります。
一般的には製品とバリの境界に「クイキリ」を作って、手で引きちぎることでバリを分離しますが、機械化できず手作業になることが多く、コストがかかります。
また、Oリングのような一部単純な形状のワークであればプレスによる型抜きでバリ取りをすることが可能ですが、複雑形状品は機械化が難しいという課題があります。

従来のバリ取り方法

・喰いきり方式、ポンチ打ち抜き方式
残った細かなバリをハサミ、ニッパ、カッターナイフで1つ1つ手仕上げ除去。どちらも細かなバリが残りやすいです。

・大粒樹脂メディア投射の冷凍ショット機
メディアのサイズが大きく、細かな角や、溝、孔、形状にメディアが届かずバリは取りづらいです。

・冷凍タンブラー機
鉄球を使用する方式とワーク同士の共摺り方式があります。どちらも、微細な形状には不向きで微細なバリは取れません。
また、厚いバリも取れるものの破断面がギザギザとなってしまいます。

・スチールショット投射タイプ
硬く、比重が大きいためワークへのダメージが大きくワレ、カケが発生しやすい。鉄系材質のため、鉄サビが発生、装置内やワークに鉄サビが付着してしまう場合があります。また、装置の摩耗が大きく、メンテナンス費がかかります。

解決方法のご提案

ポリカショット®による冷凍ショット装置で解決
300~400μの小径樹脂メディアを高速投射することで、薄いバリ、微小穴、微小溝、微小角の微細箇所のバリを取ることが可能。

その他の課題

バリ跡段差を消したい
パーティングライン(型割部)のバリ、ゲートのバリが残る、喰い切り除去あとのバリ跡を平滑に消したい

解決策

バリ跡 段差ビフォー
バリ跡 段差アフター

強力なメディアで研磨することで段差のある喰い切り跡を消し平滑面にすることが可能
また特殊な流動方式を採用し作業性向上、生産性の向上を実現している