PPS樹脂の成形にはバリがつきもの

PPS樹脂はガスが発生しやすく、金型パーティングラインに樹脂が入り込みバリが発生しやすいのが特徴です。
熱可塑性のバリは目には見えないような微細なバリがほとんどです。
弊社ではそのような微細バリ取りのお問い合わせを非常に多く頂いております。
PPS、ガラス入りのPPSなどのバリ取りでお困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください。

PPSバリ取り事例

PPS樹脂 バリ取り

PPS樹脂 バリ取り

PPS樹脂 バリ取り

PPS樹脂 バリ取り

PPS GF40 コーナー部の微細バリ

 

PPSのバリ取りにはナイロンショット®が最適

クリーンなバリ取りを実現

ナイロンショット®の材質自体がポリアミド樹脂で硬度がワークの硬度とほぼ同等と低い為、樹脂製品の表面をキズ付けることなくクリーンにバリ取りができます。
また、バリと投射材の分離、静電気対策を行うことで、ホコリ、バリカスなどのコンタミを出来る限り抑えることが可能です。

微細バリ取りを実現

ナイロンショット®は細部のバリ箇所まで到達するので、手が届かない箇所のバリも、ムラなくキレイにしかも早く取る事が出来ます。

PPS樹脂とは

PPS(ポリフェニレンスルファイド)は高機能樹脂材料と呼ばれる熱可塑性のスーパーエンプラ(スーパーエンジニアリングプラスチック)の一つです。
金属並の強度でありながら、熱に強く、軽い素材でさらに金属より安価という優れものです。 このような利点からコストダウンや軽量化を目的として金属部品の代替の材料として利用されています。切削だけでなく射出成形での量産材料としても利用され、充填するフィラーの種類によって改質が可能で、ガラス繊維を30%~40%入れた強化樹脂が成形品として広く使用されています。